先日見学に来られた方が入門しました!
鞘付き木刀を帯刀し、
さてそれでは思うように柄を持って抜いてみてください。
ところが、なかなか木刀が鞘から抜けません。
ようやく抜けたと思ったら、刃が上になった状態で抜けてしまいました。
それでは刃を下に持ち替えて
今度は木刀を納めてみてください。
今度も思うように納刀ができません。
そうです。
実は一見簡単そうに見える
抜刀・納刀も始めはなかなかできないものなのです。
横でお稽古している、昨年入門した小学生含めて皆、
手元を見ずに抜刀~納刀までこともなげに行っているように見えるので
こんなのはすぐにできると思っていたようで驚きだったそうです。
誰でも最初に経験することですね、身体は思ったように動かないという「事実」に向かい合う大事な瞬間です