「どんな想定で稽古してる?」
日根野イオンカルチャーお稽古での
有城齊師範からの問いかけでした。
業1つ1つの想定ではなく
お稽古全体としてどのような想定かということです。
だいたいの稽古場所は
床は平坦で、壁や屋根もある。
冷暖房完備のところも少なくないでしょう。
そうです、とても整った環境で、
良い状況でお稽古しています。
ところが実際のことを考えると
足元は平坦ではないでしょう
砂利かもしれませんし、ぬかるんでいることもあるでしょう。
雨や風もあるでしょう。
そのような悪い状況のことを想定し
それに対応できるようにお稽古していると
良い状況にはすぐに対応できる。
つまりお稽古では常に悪い状況を想定しお稽古しなさい。
ということでした。
形や刀の振り方を教えるだけでなく
このようなことも教えてくださるのが
基道館の魅力だと改めて感じるお稽古になりました。
不勇庵
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